GOHAIは、口腔に関連した包括的な健康関連QOLを測定する尺度です。12の項目から構成されており、1990年に米国のKA Atchisonらによって作成されました。
当初は高齢者を対象に開発をおこなったため、名称をGeriatric Oral Health Assessment Indexとしていました。その後、他の年齢層にも使用可能であることが実証されたことから、General Oral Health Assessment Indexの名称も使用されるようになりました。
口腔分野のQOL尺度としてはいち早く国際的に紹介されたものであり、これまでにフランス語や中国語等の翻訳版作成が報告されています。日本語版は内藤真理子らが作成し、高齢者ならびに一般の成人集団における信頼性・妥当性などの計量心理学的評価が終了しています。さらに2006年に日本の国民標準値設定のための調査が行われ、同年10月より国民標準値が公表されています。[ →GOHAI国民標準値(PDF) ]
重要なお知らせ
2023年10月1日よりGOAHI日本語版の使用申請の窓口が変更されます。2023年10月1日以降は下記よりお手続きいただきますようお願い申し上げます。
※2023年9月30日までにいただきました申請分につきましては、当社にてお手続きをいたします。
- GOHAI日本語版に関する情報(国民標準値等) ※2023年10月1日以降
- GOHAI日本語版に関する個別のお問い合わせ先: gohaijp@gmail.com
※2023年9月30日までにいただきました申請分につきましては、当社にてお手続きをいたします。
日本語版版権者
- Naito M.
開発論文
- Naito M, Suzukamo Y, Nakayama T, Hamajima N, Fukuhara S. Linguistic adaptation and validation of the General Oral Health Assessment Index (GOHAI) in an elderly Japanese population. Journal of Public Health Dentistry 2006; 66: 273-5.