スコアリングシステム/プログラムのご案内
Qualitestでは、SF-36v2®/SF-8™/SF-12v2®/EPIC尺度を使って得られた得点を、標準化されたスコアリングアルゴリズムを用いて計算するシステム/プログラムを販売しています。
調査票で回答された数字をExcelのシート(EPIC)またはWeb上(SF-36v2®/SF-8™/SF-12v2®)に入力すると、標準スコアリング方法に基づいて、得点が自動的に算出されます。
SF-36v2®/SF-8™/SF-12v2®日本語版スコアリングシステム【Web版】
インターネット経由でWebブラウザ上で使用できるスコアリングシステムを提供しています。契約時に発行されたIDとパスワードでサイトにログインし、回答された数値(生データ)のCSVファイルをアップロードするか、直接入力して得点を得ることができます。
EPIC日本語版スコアリングプログラム
尺度をお送りする際、スコアリングアルゴリズムの説明書を添付しております。記載されている方法にしたがって1例ずつ手計算していただければ、算出が可能です。しかし、手計算には時間がかかることと、誤算の可能性があることをご考慮ください。スコアリングプログラムを使用すると、回答された数値(生データ)を入力するだけで、得点が自動的に計算されます。正確な得点を短時間で算出したい方にはご購入をおすすめします。
重要なお知らせ
2019年5月8日にSF-36v2、SF-8、SF-12v2日本語版の2017年版国民標準値をリリースいたしました(詳細はこちら)。
それに伴い【Excel版】の「SF-36v2日本語版スコアリングプログラム」と「SF-8日本語版スコアリングプログラム」、「SF-12v2日本語版スコアリングプログラム」は販売を終了いたしました。
現在「Web版スコアリングシステム」を販売しています。
「Web版スコアリングシステム」ではこれまでの2007年版から変更し2017年版国民標準値を使用しています。「Web版スコアリングシステム」の価格は、ライセンスタイプ、スコアリングするサンプル数で異なるため、専用の申請フォームよりお見積もり依頼を受け付けています。
参考: 国民標準値の調査年の選択について
スコアを比較する場合は、同じ年の標準値をご使用いただく必要がございます。
例えば、2007年版を使用した他の研究と比較される場合は、これから調査されるものについても2007年版を使用するということが考えられます。
どちらを使用されるかにつきましては、ご使用者様の判断となります。
取扱いスコアリングシステム/プログラム
スコアリングシステム/プログラムと質問票の使用ライセンスは異なります。質問票を用いて調査を行う場合は、調査結果を発表する等に関わらず、別途ライセンスの使用登録が必要です。
SF-36v2®/SF-8™/SF-12v2® 日本語版スコアリングシステム【Web版】
インターネット経由でWebブラウザ上で使用できるスコアリングシステムを提供しています。SF-36v2、SF-8、SF-12v2質問票を使って得られた得点を、標準化されたスコアリングアルゴリズムを用いて計算することができます。
2019年5月8日以降のご申請分より、ライセンス契約時に「Web版スコアリングシステム」も含まれますので、別途ご購入いただく必要はございません。
2019年5月7日以前のご申請で契約をした場合は、Web版スコアリングシステム単体でご購入いただけます。
なお、ライセンス契約のない方はご購入いただけません。
製品概要
■共通
SF-36v2、SF-8、SF-12v2質問票で回答された数字を入力すると、標準スコアリング方法に基づいて8つの下位尺度得点とサマリースコアが自動的に算出されます。
2017年版の国民標準値を使用しています。(2007年版での算出をご希望の場合は、お見積もり後にご指定いただけます)
インターネット経由でWebブラウザ上で使用するシステムです。
スコアリングはCSVファイルをアップロードするか、直接ブラウザ上で数値を入力する必要があります。
■SF-36v2/SF-12v2で算出できる得点
- 0-100得点
8つの下位尺度得点を0から100点までの範囲で表したもの。
- 国民標準値に基づいたスコアリング:(NBS: Norm-based Scoring)による得点
0-100得点を、日本国民全体の国民標準値(2017年度版)が50点、その標準偏差が10点になるように計算し直したもの。SF-36v2ではこの NBS得点が国際的標準得点です。
- 3コンポーネント・サマリースコアのスコアリング
8つの下位尺度の因子構造に基づき、それぞれ重み付けされた後に計算される、身体的側面、精神的側面、役割/社会的側面を表す3つのコンポーネント・サマリースコア。
- 2コンポーネント・サマリースコアのスコアリング
8つの下位尺度の因子構造に基づき、それぞれ重み付けされた後に計算される、身体的側面、精神的側面を表す2つのコンポーネント・サマリースコア。
■SF-8で算出できる得点
- 8つの下位尺度得点
SF-36NBS得点の推定値。
- 2コンポーネント・サマリースコアのスコアリング
8つの下位尺度の因子構造に基づき、それぞれ重み付けされた後に計算される、身体的側面、精神的側面を表す2つのコンポーネント・サマリースコア。
必要な動作環境
- OS: Windows10 (64bit)/Mac OS X以上
- Webブラウザ: Internet Explorer 11/Microsoft Edge最新版/Google Chrome最新版
/Safari最新版
提供方法
- 専用サイトへログインするための「ID」と「パスワード」を E-mail でお送りいたします。
- 原則として、ライセンスされた使用数(質問票の使用延べ数)のみスコアリングが可能です。異なる国民標準値を使用したい場合などに限り、追加で購入が可能です。
- 使用されている国民標準値は 2017年版ですが2007年版に変更することも可能です。2007年版を使用したい場合は、お見積り後、金額へのご承諾の際にその旨申請ください。
- 使用期間はライセンス開始日より 3 年6カ月です。すでにライセンス期間が終了している場合はご相談ください。
利用規約
下記の利用規約をご確認ください。この利用規約にご同意いただいたうえで、お見積りの申請を行ってください。
Web版スコアリングシステムのみを購入されたい場合
下記の場合のみ購入可能です。
- ライセンス契約にWeb版スコアリングプログラムが含まれていないご契約の場合(2019年5月7日申請分まで)
- ご契約時とは異なる国民標準値でスコアリングを実施されたい場合
※ご契約中にスコアリングのみを追加することはできません。質問票の使用数の追加のお手続きが必要です。
ご希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。
EPIC日本語版スコアリングプログラム
Microsoft Excelのファイルです。EPIC調査票を使って得られた得点を、標準化されたスコアリングアルゴリズムを用いて計算することができます。
EPIC日本語版の使用登録時に関連資料をお送りいたしますので、このプログラムを使用しなくてもスコアリングは可能です。しかしスコアリング手順が複雑なため、計算間違いを防ぐためにも、当プログラムの利用をお勧めします。
製品概要
EPIC調査票で回答された数字を入力すると、標準スコアリング方法に基づいてEPICの得点を自動的に算出します。
- 10の下位尺度得点(Subscale)
- 4つの領域の総合得点(Summary score)
- 満足度得点
仕様
- Microsoft Excel 2013 / 2016 で動作確認済
- 定価:8,250円(税込)
スコアリングプログラムの使用に関する規定
使用条件
- お客様は、スコアリングプログラムを特定の1台のコンピュータにインストールして使用することができます。
- スコアリングプログラムに関する著作権およびその他一切の権利は、本契約で明示されたものを除きすべて版権者に帰属します。
禁止事項
- お客様は、製品の全部または一部を複製したり翻訳・改変したりすることはできません。
- お客様は、有料無料に関わらず、本製品を他の人に譲渡したり配布したりすることはできません。
- お客様は、本製品をレンタルしたり、リースしたりすることはできません。
- お客様は、本製品を複製したり、コンピューターネットワーク、インターネット、インターネットサーバー、双方向音声認識(IVR)システム等によって伝送したりすることはできません。
- お客様は、本製品を他のコンピュータに移管することができますが、その場合は移管前のコンピュータからは消去しなければなりません。
- お客様が本契約書の条項及び条件に違反した場合、版権者は本契約を終了することができます。その場合、お客様は本製品の複製物やその構成部分を全て破棄しなければなりません。
保証の範囲
- お客様が製品をお受け取りになった日から90日以内にソフトウエアに物理的欠陥があった場合には、無料でお取り替えいたします。
- 本契約における製品の使用許諾は、現状のままという条件であり、製品の運用に関して直接または間接に生じる一切の損害については責任を負いません。したがって、得られた結果や効力が含有するいかなるリスクも、お客様によって想定されなければいけません。
複数をまとめてご注文いただく場合
複数のマニュアル・プログラムをまとめてご注文いただく場合、申込者は代表責任者となり、個々の使用者に対し本「スコアリングプログラムの使用に関する規定」に関して周知し、これを厳守させる責任を持ちます。