JHPSSは、病院勤務医の仕事満足度を測定するための尺度です。
JHPSSは、米国一般内科学会が開発した「医師の仕事満足度尺度 (Physician Job Satisfaction Scale, JSS)」をベースに、わが国の病院勤務医向けの仕事満足度を測定する尺度として開発されました。
JSSの翻訳後、少人数の医師を対象とした質的研究の結果を基に予備項目を作成し、82名の病院勤務医を対象としたパイロット調査、その後、146名の病院勤務医を対象として信頼性・妥当性を検証する量的研究を行い、28項目を決定しました。

日本語版版権者

• Ozaki M, Bito S, Matsumura S.

開発論文

• Ozaki M, Bito S, Matsumura S. Developing a Japanese hospital physician satisfaction scale. International Journal of Health Care Quality Assurance 2008; 21: 517-28.

• JHPSS

JHPSSは6つの下位尺度 (subscale) と2つの全体尺度 (global measure) から成り、それぞれの下位尺度・全体尺度の得点を使用できます。

JHPSSの下位尺度と項目数